鳥海山 中学(3年生)高校連携 全校登山 2021/7/22

     雪渓多く、生徒たちが、本当に苦労した雪渓。。

令和3年7月22日

真夏の鳥海山

実は

秋田側の北面の矢島側は、下界の暑さからは想像ができないほど、雪渓が多く残っています

担当の先生たちは、4度の下見を重ね、

応急処置の講習会実施など、十分な準備をされていました

2週間前の個人の下見では、「ロープ設置軽アイゼン装着必須だー」とソワソワ

さまざまな登山道のリスクを、先生たちが汲んでくださり、

最終の中学高校合同の担当者の下見同行させていただくことに

いろいろな危険箇所予測共有できましたーーー

ソワソワ解消^_^

なんと

高校側は全校生徒に、軽アイゼンを準備していましたーーー

驚き安堵を隠せません(涙)

さすが鳥海山の麓の高校です!

また当日は

地元の「矢島山岳会」の精鋭16人がサポート

さすがです!

山岳会には消防関係の精鋭!が在籍

重いザイルを難なく設置しています!(頼もしい!)

具合が悪くなった生徒への教員らのバックアップも安心でした

        「氷の薬師」も  やっと雪解け

生徒には

熱中症予防のために、体温下げる努力をすることや、

周り友人見ること!を伝える機会をいただきました

タオルは濡らして首にかけて出発!!

人間って「大丈夫だろう」

と都合の良い方向に考えがちです。

下界では「プラス思考」は良しとされますね

でも、、、そのプラス思考?的な解釈     

ではNG

「ちょっと待てよ!顔色わるくないか?」

そう   「正しく疑うこと」

とっても大事なキーワード  

互い良い意味での監視をしあうこと

変化に気がつく

とてもとても大事です

人を見る力

ベテランへの一歩 かもしれませんね

みなさまは

山では慎重進めてますか?

最悪妄想^_^してますか?

             2週間前の下見時

関係者が40人近く見守り

生徒たちは 全員無事に下山しました。。

熱中症対策をしつつも、下山時、局所的に大雨に降られ

避難小屋に避難する場面もあり、ハラハラ

大きい雨粒は、あんなに暑いと言っていた

生徒の体を急速に冷やしました

そう

子供たちも大人もみんな山では「我慢」をします

我慢は登山のマナー?

違う違う

その我慢

良い我慢か、危ない我慢

分かりにくいですよね

「寒い人、手あげて^_^」

「はい、そのカッパ脱いで、体を拭いて」

そんな声かけをしながら

全校登山は

無事に終わりました!

貴重な真夏の経験でした

ありがとうございました!

山は 人を強くします

緊張や不安の中での達成感は 山の恵み

いいなあ 「学校登山」