🍁初秋の遭難に思う事🍁

⛰️💐🍁🍁

🍁冬支度に忙しい山々🍁や私たちも天気に振り回された10月初旬

🗻遭難事故のニュースが流れています

🗻事故に遭われた方、その周りにいた方、そのご家族、お仲間の皆様に心よりお悔やみ申し上げます

皆様は、ご存知と思いますが、遭難者は、決して山を舐めていたわけではありません

🍁山を愛し、山を求め、

不安ながらも山にわけ入り、

現場ではなんとか生きのび、家に帰ろうと、必至でもがいたはずです

私たちからは見えない景色があります!

安易に責めるような言葉を目にしますが、同調しないようにしたいものです!

遭難事故の原因のひとつとしてよくその場の「感情」話がよく出ます

感情が湧き上がった時、人は感情に基づき確認しながら行動を起こします。

感情は行動のスタートボタンでもあり、互いにセットとも言えるかと思います

「ここまできたから、下山するのは勿体無い」

こんな感情はよく登山中に湧き上がってきます。私たちが最後の踏ん張り所でエネルギーになります!

小難しく分析すると登山にあてた時間や、苦労を、回収しようとする気持ちが強く込み上げているとも言えます

「せっかくここまできたんだから、、、、」

☔️雨が降った時、もしくは⚡️⚡️西の方向に雨雲が見えた時、、雷の音が聞こえた時、「せっかくきたのに」と口に出してしまいますね

そう、先ほど話したようにどのような感情が湧いたかで、  

どのような行動に移るかが決まってくる

3合目の登山者と8合目の登山者とでは、、山頂への思い(執着)が違運ですよね!あるあるです!

「またくれば良い!命あっての登山です🥾」とAさん

「いや、もう少し進んで、本格的に降ってきたら戻ればいいよね」ベテランのBさん

Cさんは「カッパを着るのは初めてだしなんか不安!でもBさんがいうなら信じてみよう!なんとかなるさ」

山の一場面、、、判断の瞬間です!

人はものごとに対して可能性の高い方を選びがちになります。。

雷が落ちるはずがない!私たちが遭難するはずがないと根拠の乏しい判断を下しがち!

また、ベテランの言葉にはパワーがあり、不安な時ほど、ベテランの言葉を頼りにしがちな傾向があります

また、三人以上という人数に注目。

三人以上のグループにはリーダーが不在になりやすいという傾向があります。

人は他人任せな方が楽なので、、どうしても他人のせいにしてしまいます。。

本来、登山は安全のための情報や判断力、装備を全て担いで進むもの!

一緒に、自立登山家を目指しましょう

不安は山の絶景と共に消えたり湧き上がったりしますが、情報が勝負!そして正しいと思える決断の繰り返し!

これにつきます!

朝日連峰縦走の旅(4泊5日)  西遊旅行主催の山旅ツアー ガイド中

🍁お互いのボタンの掛け違いを埋めるために、、次の遭難者を出さないための言葉を編んでいきましょう🍁🍂

遭難防止の「種」を蒔ましょう🍁 ここでおさらいです!

🍁標高100メートル上がると約0.6°気温がさがります!

また、風速1メートルにつき約1度、体感温度が下がりますので、

気温10度以下の場所で風速8mの風に吹かれると⛄️真冬の寒さ⛄️⛄️

「脚を止めると途端に寒くなる」といった状況は非常に危険ですので、防寒着を追加してチョイチョイ行動食を口にしながら歩きましょう!

🍁そして秋山

汗をかくことは脱水の入り口→脱水は「疲労」の入り口→疲労は遭難の入り口

脱水は食欲を落とし、判断力をにぶらせます!汗をかかない工夫、体温を下げない工夫を

❄️❄️低体温予防の二本柱は こまめな体温調節とエネルギー摂取

🍁ウエアを濡らさないためにも  山用のアンダーウエアを着用すること

❄️※ 森吉の冬山遭難 (一晩ビバークあり)山用のアンダーウエア着用で命を繋ぎ止められました!

☝️ぜひご準備を

🗻写真は男前な大朝日連峰縦走の一コマ!

1日から5日までおりましたが、やっと峰走りが里に向かい降り始めましたね

⛰️登山は自分のために 下山はじぶんと家族のために⛰️仲間のために⛰️

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