●「秋田県高体連ファーストエイド講和」「白神ガイドF.A講習」に参加…ファーストエイド力を鍛えるには?

「ファーストエイド力」て、なんでしょう(╹◡╹)

先人が数々の失敗や成功体験の中から、編み出してきたもの…

厳しい自然環境でなんとか、下山を夢見て、生き延びて、

はるか彼方の「病院」までたどり着くための、

そう、自分や仲間、家族を救う技術!

山は楽しいが危険はつきもの………

仲間に遅れまいと、無理をしたりする中で、アクシデントは起こりがちになってしまう…

リーダーや自分の「判断」と「応急処置」は、命を握ります!

数々のファーストエイドの教本を監修、多くの方に自ら伝え続けた金田正樹医師の言葉です!

登山技術やファーストエイドには、すべからく、根拠があります

いま、「なぜそうするか」ということを理解してこそ、身につく技術かもしれません…

私たちの危急時に対応する意識をあげるにはどうしたらいいでしょうか!

ファーストエイド技術の習得に、近道はないと言われています

手に取って、まずは擬似体験から始めましょう!

普段から、遭難した方の体験をまとめた本を読んだり、訓練の機会を作って技術を磨く事は大きな自信に繋がっていくかと思います!

急性ストレス反応ってご存知ですか?

事故や災害など大きなストレスがかかった時、人は急性ストレス反応を起こします。

登山でも、アクシデントに見舞われた時、

「真っ白になった」

「パニックになった」など症状は多岐にわたります。

視野が狭くなる…

注意力が鈍る…

どこにいるのかわからない…

「意識がボーとする」「何も考えられない」「我を失う」などと表現されるような状態に陥いることがあり

これを専門的には「困惑(daze)」といいます。

アクシデントにはワンチーム!これ以上怪我人を増やさない覚悟で下山を!

このストレス反応を一蹴する言葉、態度があります!

優しい声かけ

慈しみ、思いやりのある態度

「痛かったでしょう」

「起こってしまったものは仕方ない!」

いまから、「一番良い方法で、病院に行こう」

「救助が来るまで、最善を選ぼう」

大変な状況の中での「優しさ、思いやり」は希望の光です!

共感的な思いやりの態度は………判断力、注意力を正常に戻す力があります

その周りにいる人

怪我をした人を

正しい方向へと導くような気がしてなりません

「焦り」や「怒り」は、「過ち」を呼び込みます

ファーストエイドは現場に「完璧」を求めていないはずです

優しさを持って、痛みを分かち合いながら病院に向かうこと

勇気ある行動に、命は救われていきます

明日は我が身と思いながら、学びたいものですね!

いつか、山で会いましょうね!

寒い季節、どうぞお身体を大切に…

かなり痛かったでしょう!しっかり治そうね!