6月に入り、講習会講師や学校向けの講話の講師の機会が増えてきました。。
今日は、仁賀保高校におじゃまして💦変なオトナ顔で汗をかきかき「登山のお作法」を話してきました!
多くの人の前で、何かを教えたり、説明することは、とても不得意!な自分
世に言う「説明力」
これが…マジで…乏しい…自覚があります!
そんな自分から、、なんとか脱却したい!!
「わかりやすかったですーーーーーーー」と言ってもらいたい!
そんな悩みを抱えて数年。。。とほほ
ただ、慣れとは恐ろしいもので、繰り返し繰り返し行なって、自分の中にある灰汁が抜けていく感覚を最近感じています!同時に、恥をかき捨てていくことに麻痺しているんですね
そんなこんなで、少しだけ、わかったことを、溜め込まずに吐き出させていただきます^_^
「わかる教え方ってどんな方法?」
昨年あたりはこんなことばかり考えていました。。まあ、自分側の問題に気が付かずに。。
ある日、講習会のあと、こんなことにふと気がつきました。。
自分は……、、
伝える情報が多すぎる…
相手が、消化不良を起こしている………お腹いっぱい
しかもわかりにくい膨大な知識を、複雑に伝えているかもしれない!
そもそも自分が整理できてない!
そんな状況に!!
下山、出来なくなり、追い込まれる感覚をかんじました。。。
一方的な授業のスタイルで良いと思い込んでいたんですね、、、
ただ、ダウンロード、、、、していただいているような
味気ないオンライン授業のような……(オンライン授業をしている方ごめんなさい)
ノートに要点を書いて、そのまま忘れ去られていくような、残念な「コピペ」授業のようなものなのかもしれないな…
登山技術講習は、今までの技術を生かしつつ上書きしていただく機会にしなくては!
、やっと気がつきました。。。。
古いやり方に縛られていたのですね。。
ダウンロードでもインストールでもない!
そもそも、相手の頭の「知識」や技術が、どんな風に積み上がっているのか、その部屋は広いのか、余白はたっぷりあるのか、それとも散らかって足の踏み場がないのか、、、
はたまた、知識が全く住んでない「空き家」なのか、
「自分の知識をしっかりと整理整頓」できていないと新しい知識が入っていかない!
または、新旧の知識が「同居」できない!
そんなことに気がつきました。自分もそうだった!
人間に限らず、生き物は、今までとは違うもの、新しいもの、異なるもの、新しい概念や情報に出会うと、無意識に「異物」とみなして排除する傾向があります。。。
そこをなんとか、「穏便 ^_^」に、、、お邪魔させていただくことは並大抵のことではない!
なんらかの「儀式」が必要だ!
今住んでいる、頭の中の「知識さんのご一行」を一度よく見回して、
①知識の「整理整頓」
②恐怖の^_^「断捨離」古い自分を壊す感覚を受け入れる。
自分の短所克服!長所伸展を信じて!!
③そこからゆっくり「理解する階段」を登っていく!
なぜ?なぜ?を繰り返し、深掘りして理解を深める!
一見遠回りですが、技術の根拠をしることで、より理解が深まっていきます
ストーリーがないと覚えられない!いざという時、知識の引き出しがどこにあるのかわからない!!こんな悩みを解消すべく今までの一方向、説明型の授業スタイルを「断捨離」
体験しながら習得したり
ディスカッションや発表中心のアウトプット型、講習に切り替えました!
受講者の能力が上書きできていく姿
いわゆるOSまでもがアップデートされていく景色を
観てなかった、、自分
理解してもらって、登山行動や技術を上書きしてもらえるようなゴール設定!
そこに、改めて、気がつき、猛烈に反省する6月でした…
初めて三角巾に触れる高校生には、
従来と違った方法で覚えてもらってもいいじゃない!と思いました!
包丁を使えない人だってレンジを使えばいろんな料理ができる!
そんな感覚‥‥…
やっとこさ^_^思い至りました!
こんな気づきができるのは、皆様のおかげです!
気づくこと、変化することで新鮮な気持ちを味わえました。。
受講してくださる方が、「難しい顔」をしたり、「わかった!!」という表情をしてくださったり、そんな表情を盗み見るのもかなり嬉しくなってきました〜
だから、、苦手なことも一歩一歩「難チャレ」できるのかもしれません…
今後ともご指導をよろしくお願いいたします…反省の六月!
まもなく秋田も梅雨入りですかね!
皆様も山活楽しんでくださいね!
山で会いましょう!