真昼山地(まひるさんち)は、岩手県と秋田県の県境のほぼ中央部にまたがる山地です!
ウキペディアによると………………………………………
南北に標高約 1,000 m 級の山々が連なる。主峰は秋田県美郷町と岩手県西和賀町の境界にある標高 1,059 .9 m の真昼岳。
ー最高峰は秋田県仙北市と岩手県西和賀町の境界に位置する標高1,440.2 mの和賀岳。
真昼山地の秋田県側の一部は、今日まで田沢疏水建設や小規模な林道開発、道路開発などが行われてきたが、奥地での大規模な開発はほとんど行われておらず未だ人の手が及んでいない所もある。
特に真昼山地北側に広がる和賀山塊の奥地は、マタギなどの専門知識を持った人々以外の人間による開発は川口鉱山の採掘以外ほぼ皆無である。そのため、人間の手が及んでいない原生自然とブナ混生林が今も広がって自然が豊かである。
なお、秋田県側は真木真昼県立自然公園に指定されている。
1896年8月に真昼岳付近で発生した陸羽地震では、岩手県側に和賀川断層、秋田県側に真昼岳断層が生じ、山地の東には川舟断層、西には千屋断層が地表に現れた
真昼山地の主な山
- 真昼岳(1,059m):真昼山地主峰
- 和賀岳(1,440m):和賀山塊主峰・真昼山地最高峰
- 朝日岳(1,376m)
- 大荒沢岳(1,313m)
- モッコ岳(1,278m)
- 小杉山(1,229m)
- 薬師岳(1,218m)
- 白岩岳(1,177m)
- 中ノ沢岳(1,061m)
- 五番森(1,048m)
- 風鞍(1,023m)
- 甲山(1,013m)
- 貝吹岳 (992m)
- 女神山 (956m)
- 権現山 (722m)
いつか歩いてみたい…そう思っている秋田県や岩手県の方々はたくさんいらっしゃる……
登山道整備の便りを、頼りに^_^
2021年8月21日
念願の女神山(六郷ダム登山口)ー和賀岳(高下口)の縦走に
勇んで……まいりました!
焦る気持ちを抑えて抑えて、、、、
「あああああ長い…なあ…その道のり」に武者振るいです!
登山者あるある
起きた時、山にいかない理由を探し始めますが………ない!
夜も明けない暗闇の中、「六郷ダム」「女神山登山口」に一歩足を踏み入れました!登山道整備された方に、感謝しかありません!
「よろしくお願いいたします!何卒宜しくお願いします」
心の中で、山に向かって叫んでみました…
できることなら、さきがけて、女神山さん、真昼岳さんと、薬師岳さん、和賀岳さんに 「心づけ」を渡したい…………
下心…を隠せません……………
「できれば、大目に見ていただきたい!ご容赦願いたい」
そんな気持ち………………………もう、久々です!汗💦
背中に5リットルの水分を背負って…たりない気もする
女神山まではコースタイム210分!長い!長い!
ブナ見平→県境コース分岐〜女神山
〜兎平分岐 〜真昼岳 -までは歩きやすい高速道路(^_^)
〜赤倉分岐 〜音動山 -〜北ノ又岳 〜峰越口登山〜までは歩きやすい人気の稜線コース!
ここから、少しづつ変化が……水無沢分岐〜鹿子山分岐〜川 口県境分岐〜南風鞍〜(完全な藪が)風 鞍 〜
30キロ弱ほど歩いたでしょうか………
「風鞍」時点で3500mlの水分消費!祈っても水は増えない
「残っている水分1500mlでは、風鞍ー和賀岳高下口まで届かない!」
しっかと自覚し残念ながら、黒森口へ下山判断…
ここは、正直悩みました……しかし
「ゴールに執着するのは良くない!ここが見極め」でした!
間違った判断はやはり危険を呼び込みます……ね
むむむむむむーーーーむむむむむ正直………
区間によっては…登山道が不明瞭です
また崩落箇所が多く、峰越林道から北への縦走は、かなり上級者向けと言った印象!
勇んで向かったものの、自然の大いなる姿に阻まれて、跳ね返されました!!
整備を終えたばかりに登山道をあるくと、想像ですが、いかにたいへんだったか、一筋縄ではいかない決して楽ではない「道のり」だったということが、はっきりとわかります。
一昨年のOSJコース(水無分岐ー風鞍)は、足元が見えないほどに、藪化している箇所があります(現在も整備中です)
登山整備のプロのかたたちは、「2年は持たない」とおっしゃってます。。。
「自己責任」という言葉を安易に使いたくはありません
[注意喚起]自分の技量や経験、体力、装備、などと照らし合わせて、謙虚に入らせていただく、山域です!
改めて、登山道を整備されている方々に熱く熱く、感謝を申し上げます!
そんな思いを胸に「女神ー和賀Journey」への再挑戦は次回!
っていうか、自信はありませんが、、
ほどほどに、山に鍛えてもらいます。。。。。
真昼山地、憧れの山域に変わりなく、跳ね返されました…
簡単には、通してもらえません!
追記
この登山道を幾度も幾度も、何年も整備している方に、この場を借りて、心より感謝申し上げます。倉田さん、佐藤良弘さん、石川稔さん、富木太郎さん、高橋睦さん(まだまだ大勢いらっしゃるかもしれません)ありがとうございました!
急遽、下山後に快く迎えに来てくれた富木太郎さんにも感謝いたします。
今回、引っ張ってもらった仲間の梅田正弘ガイドにも感謝です!