梅田正弘ガイドにご協力いただき、登山教室を真人公園で開催しました。
登山中の危機管理を学ぶ講習会です。
一時限目「ハザードとは?」「リスクとは?」複数の山の写真の中から、数えきれないハザードを探します。
ハザードをどのように見つけるか、どこに潜んでる?気にしないとみえてこないハザード!
疲労困憊の脳では見逃しやすい「ハザード」リスクを回避するため「山を見る目」を養う時間でした!
二時限目は、「山の気象」を学びました。
2009年7月16日「トムラウシ山の遭難事故」と、梅田ガイドが実際に同じ山域で体験した2012年5月4日「白馬岳大量遭難事故」の気象図をもとに、山の気象を学びました……
梅田ガイドは
「山の気象を予測して、準備や備えをしよう」
「現場(登山中)の観天望気が一番大事」と熱心に語りかけてくれました
中級登山者への道は気象予想は必須ですね……
かくいう自分は、「気象」とても苦手な分野であります……
受講者の皆様も、興味が高いようで、熱心に学んでいる様子を眺めることができました。
「山の気象」を学ぶきっかけになったかと思います。
3時限目は「知ってて良かったロープワークの基本」です。
いざというとき、役に立つロープ!
シンプルで、、わかりやすいロープワークは、実際にいざというときに思い出しやすいものです!
実際にロープやスリングを使って、様々なシーンを想定して、解説しました。
4時限目は、「山の外傷への対応」を実践的に学びました!
内容は、
夏山必須、ポイズンリムーバーの使用方法、弾性包帯の使用方法、三角巾の多様な使い方、テーピング、捻挫の評価方法、ポールの使い方、怪我をした後の評価方法、傷の洗い方など………
熱心な質問が飛び交いました!
次回、実践編は9月12日 真人山予定です