真夏の栗駒山ガイド(小学3〜6年生) 勉強になりました^_^

横手市 第5回釣りキチ三平の里子ども自然体験塾(アドベンチャーキャンプ1日目)


秋田県内の小学生24名と栗駒山に登りました!


8時間もかかりましたが、全員歩き通しました!

よかったーーーーー!普段のガイドの10倍、気を遣いました!

「疲れたけど楽しかったー

子供らの言葉で疲れも吹き飛びましたけれど^_^

心からの安堵を感じました。。

だって、、、、

下界は真夏日!です!

栗駒山に向かうバスの中で、

登山のルールをわかりやすく、楽しくレクチャー!

最上級生の6年生にリーダー、サブリーダーなってもらいました!

学年の小さいチームメンバーのサポートって何をすればいいんだろう!

登山を通して、自助他助を実感してもらえたら、本当に嬉しい!

暑さや登りに体が慣れるまで、

手を洗ったり水分補給したり、団扇で仰いだり

いろんな方法で、カラダを冷ましながら、登ります

小学生登山で、気がついたこと、注意点や傾向を何点かご紹介します

沢でカラダを冷やそう!体温はどんどん上がってしまうよ!

子供は、体表面積が小さいために、大人より熱中症になりやすいんですね。

それだけではありません〜

体温調整能力が学年によっても違うんです。。

身長が低いと、それだけ地面の照り返しを受けやすいですね。。

暑熱順化していない子も、多い!

耐性、防御力、体温調整能力、塩分を保持する力、汗をかく力、苦しいことを言える子、言えない子

あまりに暑い日が続き、クーラーのついた部屋で過ごしていたのかもしれませんね!

汗をかけない子供がいました!

筋力不足していることで、下りでつまづいたり、うまく歩けない子供達がいました。。

下りは大人の出番です!

危険を予測して、手を貸しましょう!

足幅は小さいので、想像力を働かせて、フォローですね!

登山に向いているシューズを履いたりすると弱点を、補ってくれるのかもしれません^_^

実は、ほとんどの子がズックでした!岩場は特に、滑りやすいですね!

そうそう、エネルギーの貯蓄が大人より、断然、少ない!

脱水症や、熱中症になりかけている子供は、エネルギー不足していました!

消化しやすい高カロリーゼリーで回復する子が多かったです!

「エサの時間だよーーーん」と声をかけると、みんなが殺到してくれました!

自分を守る力がMAXです!その調子!

また、コロナ禍もあって、「体力不足の子が多いなあ」と、感じました。

徐々に、野外活動で、体力を戻して欲しい、そんな願いを持ちました。。

最初に気になったのは、長袖体育着をきているでした。

見るからに暑そうです。。

高気温で、虫刺症の危険がぐんと増しますね。。たしかに長袖の出番です。

真夏は、涼しい思われがちな山でも、とにかく湿度高く気温25°、直射日光にさらされると、あっという間に、熱中症に!

熱こもらないい、速乾性 長Tシャツがおすすめです!

真夏ハイクや外あそび、キャンプ登山では、長袖の体育着は向いていませんね!

ご注意ください!

無事下山した子供達!特に3年生ががんばりました。。

子供達には、沢山のお土産をもらいました!

まずは、あの元気

そして 好奇心

自然に疑問を抱く素直な柔らかい心

頑張ってくれて

本当にありがとう^_^

栗駒山を背に無事下山
登山は自分のため 下山は家族のために

いつまでも、この冒険が

あの子らの心の中に

住み続けますように

いつか 山で会いましょう

追記

幸い、多くの方が帯同してくださり、この登山は大きな事故もなく無事下山することができました!

この場をお借りして、感謝申し上げます。