2021/06/6
秋田駒ヶ岳(仙北市)
感染防止を徹底して開催
昨年に続き、コロナ禍の影響でトレーニングが不十分なことなどは残念です
気温が高く、水沢コースをの樹林帯で体温調整に難渋している生徒が多かったようです
この時期は、暑熱順化している選手はほぼいないと思われます
湿度が高く、風が通りにくい早朝の樹林帯では、汗が乾かない、汗が出にくいことより体温が下がりにくい傾向にあります
大量の汗をかくと、血液中のナトリウムイオン濃度が降下します
そこで暑さに任せて、真水や塩分の少ない水分を大量に摂ると、脱水状態がますます加速していしまいます
結果、めまいや失神、筋肉がつったり、こむら返りを起こしやすくなります
からだのナトリウムイオン濃度が低いと、口渇を感じにくくなってしまうのも怖いですね
そこで….水分補給のキモ!
◆ 吸収しやすい濃度は ◆
手作りOS1の作りから
水1000mlに対し、塩3g+砂糖40g(大さじ4)
※ 割合は塩分0.3% 糖分4〜8%です
◆ 登山中飲む量は ◆
■ 1時間に200ml〜300ml程度(体重✖️5=1時間あたりの水分補給量目安)を2〜4回に分けて飲むこと
※湿度が高い場合、熱中症リスクが高い人、熱中症にかかったことがある場合は、脱水係数の✖️5よりやや多めに6、7で調整するより安全
◆ 熱痙攣があった場合は ◆
■ 塩分濃度をアップ 0.9%[生理食塩水] 程度を補給
◆ 塩 ひとつまみ は何グラム? ◆
親指、人差し指、中指、3本でつまんで
なんと、、1g
中にはしっかりと、塩を持参している選手もいて頼もしい
コロナ禍で十分な練習ができない中での県大会!歯を食いしばって山に向き合う選手にエール